2023
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RFP(提案依頼書)の構成
基本的な考え方として、どのシステムでも共通する部分を「RFP本編」とし、システム個別の情報は「RFP別紙」とします。
そうすることで、別のシステムを導入する際に「RFP本編」の使い回しが可能となり、「RFP別紙」だけを作ればよいことになります。
① RFP本編(Word→PDF)
ファイル形式は何でもよいのですが、RFP本編はテキスト中心なので、Wordとの相性がよいといえます。また、Wordにしておくことで、別のシステムでもテキストの置き換えだけで済むため、使い回しがしやすくなります。
② RFP別紙(様々なファイル形式)
RFP別紙は、RFP本編を補足する資料です。RFP本編はテキスト主体とし、個別に表や図などで表現したい場合は「別紙参照」とした方が、見栄えがよくなります。また、既存資料をそのまま流用できます。別紙はExcelやPowerPointなど、様々なファイル形式で作ったものをPDF化して渡します。
ただし、ベンダー側に記入してもらう必要があるファイルは、エクセルのまま渡して、エクセルに回答を記入してもらうようにします。
RFP本編(サンプル)
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RFP別紙_業務要求一覧(サンプル)
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RFP別紙_帳票一覧(サンプル)
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RFP別紙_外部インタフェース一覧(サンプル)
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RFP別紙_非機能要求一覧(サンプル)
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RFP別紙_QA表(サンプル)
RFPを提示した後、ベンダーから質問が上がってきます。これを口頭で回答してしまうと、ベンダー間に「情報格差」が生まれて不公平となります。ベンダー側も「質問したもの勝ち」となれば、質問攻めを受けてしまうので、ユーザー側・情シス側も大変になります。
そのため、口頭での質問は受け付けず、エクセルのQA表に記入してもらいます。この質問と回答については、他のベンダーにも共有し、同じ条件で提案を受けるようにします。
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(↓RFPの詳細説明はこちら↓)
RFPとは何か?
RFIとRFPの違いは?
RFPの5大メリット
RFP(提案依頼書)の目次の作り方(サンプル付き)
RFPを提示する前にNDAを交わす
RFPを出した後に何をやるのか?
(↓RFPに関するコラムはこちら↓)
RFPのジレンマ ~ 詳しく書きすぎると高額になる ~
RFP後のベンダー提案プレゼンで話しているのは誰?
なぜそのRFPはベンダー見積もりが10億円を超えてしまうのか?
立派すぎるRFPが失敗する本当の原因とは?
RFPの非機能要求は情シス/IT部門が合意に責任を持つ
RFPなど上流工程におけるIT部門/情シスの「受領資料を読まない病」を克服する
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※ 弊社で公開しているサンプルについては、基本的に画像のみの提供とさせていただいております。ファイルデータのダウンロードを可能とすると、内容の吟味をせずにそのまま流用し、トラブルに発展する可能性があるためです。画像データから文字起こしを行う過程で、それぞれのプロジェクトの状況に合わせてアレンジしていただければ幸いです。