2017
8/29
プロジェクトは、全社横断で困難だからこそプロジェクト化しています。
もし、困難でなければ、どこか一部署でタスクとして進めればよいだけです。
わざわざプロジェクト化するということは、会社としてはそれが重要であるということ。そのため、責任の持てる体制で進める必要があります。
ITプロジェクトでは、次の3つの組織で三位一体で進めていきます。
① 経営層
・会社の経営方針に沿って進めているかを確認する
・プロジェクト予算と執行を承認する
・大きな課題が発生した場合に決断する
② ユーザー部門
・現場業務をシステムの要求に落とし込む
・実際に構築/導入したシステムをテストし、問題ないかを検証する
③ IT部門(情シス)
・ITインフラ関連に責任を持つ
・ITベンダーとの技術的な調整の窓口となる
・ITプロジェクトのノウハウを持ち込み、安定的な運営を行う
この中でキーとなる部門どこでしょうか?
情シスです。
なぜなら、ITプロジェクトに毎回参画できるポジションにいるからです。
「経営層」は毎回関わりますが、実際にプロジェクトを推進するわけではないので、間接的です。
「ユーザ部門」は、そのプロジェクトは主役ではありますが、毎回プロジェクトに関わるわけではありません。そのユーザー部門にとっては、大きなプロジェクトとなると、5年~10年に1回あるかないかの頻度です。
そのため、毎回ITプロジェクトに深く関わる機会があるのは「情シス」だけです。
その情シスがもしプロジェクトを得意となり、毎回プロジェクトを安定的に成功させるノウハウがあるとどうでしょうか?
会社として極めて重要な「成長エンジン」を手にしたことになります。
ITやデジタルをテコに会社を成長させる。それが情シスの役割です!
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