2025/4/11 ベンダー側の要件定義メンバーがいなくなると失敗する 「要件定義のメンバーがいなくなったんですか?」 「なぜそれを知っているんですか!?」 プロジェクトが頓挫して、弊社に相談に来られると、いつも同じやりとりになります。デジャヴです。 A社では、受け入れテ... 目次 失敗プロジェクトの共通点 なぜ、うまくいかなくなるのか? なぜ、いなくなったのか? どう対策すればいいのか? ベンダー離脱はユーザーの責任 詳細 2025/2/28 ガントチャートが真っ赤っ赤!どうする情シスPMO? 「ユーザーが忙しくて、まったく動いてくれません」 ある現場で、プロジェクトの進捗状況を「ガントチャート」で確認しました。 最近は、クラウドツールが発達しているので、このようにWBSをクラウドのガントチャ... 目次 ガントチャートが真っ赤っ赤 遅れを許容する文化 ガントチャートの基本動作 PMOは進捗管理者ではない プロジェクトにおける本当の影響力 ターニングポイント 詳細 2025/2/06 リリース判定こそが品質を高める最後の切り札 「リリース判定会議は、本稼働の2週間前でいいですか?」 情シスの若手Aさんが聞いてきました。 この現場では、基幹システム導入を進めており、受入テストを開始しています。今後の詳細スケジュールを検討中です... 目次 リリース判定のスケジューリング 【誤解その1】ベンダーがやる 【誤解その2】一発勝負 【誤解その3】判定だけ 客観性を保つ リリース判定(1回目)の開催 詳細 2025/1/22 バグが多発!受入テストを止めてベンダーに責任をとらせるべきか? 「バグが多すぎて、やってられない!」 ある現場で、受入テストを実施中です。 数ヶ月前、要求機能テストでバグが多発しました。そのため、ベンダーが自主的にプロジェクトを止めて「品質強化」を行います。 プロ... 目次 ユーザーの怒りが止まらない ベンダー品質強化の限界 受入テストの存在意義 受入テストを止めるな! 情シスが成功に向けてコーディネートする 台風が去った 詳細 2025/1/15 顧客から招待されるがままSaaSアカウントを作ると抜け道になる 「貴社のメールアドレスリストを後ほど送ります」 A社では、法人契約しているオンラインストレージがあります。原則として、顧客とのファイル連携は、そこで行うルールです。 ところが、別のオンラインストレージ... 目次 オンラインストレージX社との打ち合わせ 顧客指定環境のリスク 無料アカウントから有料アカウントへの切り替え 無料アカウントの罠 詳細 2025/1/10 クラウド化を進めていくとセキュリティよりも内部統制が重要になる 「クラウドストレージは便利なんですけど・・・」 ある情シスのリーダーが嘆きました。 中小企業A社は、コロナ禍で一気に「クラウド化」を進めます。テレワークに対応し、社外からVPN接続でアクセスできるように... 目次 クラウド化へのシフト そりゃそうなるよね クラウド環境では内部統制が不可欠 内部統制ソリューション トライアル結果レポート 情シスの緊急対応 課題は山積み 情シスの根本対応 詳細 2024/12/18 他システム連携テスト(外部連携テスト)は誰が行うべきか? 「他システム連携テストは、誰がやるべきですか?」 あるプロジェクトで、情シスメンバーから質問を受けます。 そこで、私は即答しました。 「情シスです!」 原則として、受入テストは「ユーザー」主体で行うべ... 目次 即答 情シスがやるべき理由 業務観点での確認は? 他システム連携テストのポイント ベンダーに足りない部分だけをテストする 詳細 2024/12/13 GAIT試験は、情シス採用で参考にすべきか? 「GAIT300点以上の人材だけを紹介します」 ある情シスの現場で、IT人材紹介会社から説明を受けました。 はて?「GAIT」って何ですか? ということで調べてみました⇒(参考:https://www.gait.org/) GAIT(ゲイ... 目次 GAITとは GAIT2.0受験結果 e-GAIT2.0受験結果 情シスとしてのGAIT有効性 情シスの自己啓発 GAITを正しく捉える 詳細 2024/12/04 マニュアルは誰が作るんですか? 「マニュアルは誰が作るんですか?」 ある現場で、情シスメンバーから質問をいただきました。 現在、基幹システム再構築プロジェクトが後半に差し掛かっています。 この質問は、どのプロジェクトでも必ず聞かれま... 目次 プロジェクトで必ず出てくる質問 マニュアルの種類 業務マニュアルの目的 マニュアルは誰が作るべきか? 話は簡単じゃない ファイル形式は? 情シスはプロジェクトの先導役 詳細 2024/11/28 プロジェクトの課題管理で生成AIをアシスタント化する方法 「急きょ、明日の朝に経営層にプロジェクト状況を説明することになりました」 「品質分析レポートを作れと言われました。助けてください」 ある情シスから相談を受けました。 プロジェクトでベンダーのバグが多発... 目次 品質分析の時間がない 課題発生状況の可視化 課題の残件数の可視化 課題の内訳を可視化 特定課題をピックアップ 総評コメントを作成 品質分析の選択肢の1つ 詳細 2024/11/06 ベンダーの工場見学がもたらす恩恵 「この工場では、XXXを作っています〜」 騒音が鳴り響く工場の中で、プロジェクトリーダーの方が、トランシーバーで説明し、イヤホンをつけている我々が聞いています。 ある現場の工場見学に参加してきました。ベ... 目次 圧巻の工場見学 工場見学のデメリット 工場見学のメリット エンゲージメントを高める 詳細 2024/10/30 情シスの内製・外注のハイブリッド戦略 「内製には大きなメリットと大きなデメリットがある」 これを、前回のコラムで整理しました。 (↓前回コラム↓) 内製はメリットが大きいけどデメリットも大きい それでは、内製はどうすればいいのでしょうか? 情... 目次 内製と外注はゼロイチではない 外注に向いている領域 内製に向いている領域 内製と外注のコラボ さらに会社によって異なる 自社のアジェンダとして考える 詳細 2024/10/23 内製はメリットが大きいけどデメリットも大きい 「これからのデジタル時代、システムは内製が基本だ!」 そうインタビューで答える経営層やCIOの記事が、やたら目立つようになりました。記事を読み進めると『世の中の動きや市場に柔軟かつスピーディに対応する... 目次 内製は正義? 内製の大きなメリット 内製の大きなデメリット ハイブリッド戦略 詳細 2024/10/16 あえて情シスで議事録を書く、ベンダーに書かせない 「ベンダーは議事録の作成が遅く、1週間以上経たないと出てこない」 「ベンダーに不信感しかありません」 ある現場で、基幹システム入れ替えのプロジェクトがうまくいっていないと相談を受けました。 相談者は、... 目次 議事録が遅いベンダーを嘆く 情シスからみた議事録の目的 会議をコントロールする最強のツール 議事録を全て作らせる弊害 AI議事録作成ツールでDX? 詳細 2024/10/02 情シスにとってのアウトソーシングのメリットとは? 「情シスはアウトソーシングを積極的に行うべきですか?」 ある現場で「情シス組織戦略」を策定中です。情シス部長が、今後の情シスの「あるべき姿」を考えています。 現在、情シスは8名います。ところが、今後や... 目次 人手不足 今後はさらに人が足りなくなる アウトソーシングのメリット 情シスを強くする武器 詳細 2024/9/26 プロジェクト体制図から透けて見えるベンダー大企業病 「またこのパターンか…」 あるユーザー企業から「プロジェクトがうまくいっていない」とのことで相談を受けました。 話を聞いてみると、某大手の有名ベンダーです。それなりに大きな費用を支払っています。 そこ... 目次 見覚えのあるプロジェクト体制図 大企業ベンダーの体制図 大企業病 格落ちPM 上半分の用法 V字回復 打てる手は打つ 詳細 2024/9/20 情シス部長に門外漢の他部長が就任したらどうなるのか? 「私が情シス部長をやります」 ある現場で、50代の情シス部長が急病となり、退職することになりました。 とても急な話だったので、後継者の準備はまったくできていません。 それどころか、その下の世代が「空洞化... 目次 情シス部長が突然の退職 営業畑の凄み ITの技術はMUSTではない マイクロマネジメントのリスク リスペクト効果 エンドユーザーとしての専門性 部長共通タスク 情シス部長に求められるスキル 情シスの組織設計 詳細 2024/8/08 ベンダーのステコミ報告がダメダメだったらどうする? 「毎月、ステコミ報告をお願いしますね」 「はぁ・・・」 ある現場で、新しく契約したベンダーと要件定義がスタートしました。 そこで、情シスAさんは、ステアリングコミッティ報告(以降、ステコミ)を依頼しま... 目次 話が噛み合わない ステコミの意義 ベンダーへの依頼事項 トップマネジメントの仕組み 詳細 2024/8/01 ベンダーの進捗報告がダメダメだったらどうする? 「すみません、時間がなくて…」 ある現場で、ベンダーとの週次進捗会議に出席しました。 要件定義キックオフの後、はじめてのベンダーとの定例会です。 ベンダーのプロジェクトマネージャー(以降、PMと省略)か... 目次 手ぶらで進捗報告するベンダーPM 中小ベンダーあるある ベンダーへの改善アプローチ 本来の進捗会議へ 詳細 2024/7/25 経営層の理解がないと苦しい、情シスはトップ次第 「はじめまして、Aです」 ある知人に、情シスのAさんを紹介されて、3人で会食しました。 Aさんは、中小企業の情シス担当、40代の男性です。 Aさんは私の著書を取り出して、サインを求めてきました。嬉しいです。 ... 目次 中小企業の情シス担当のAさん 情シスに期待していない事業部長 Aさんの選択肢 情シスの人材育成 経営層の理解があってこその情シス 詳細 12345678
ベンダー側の要件定義メンバーがいなくなると失敗する
「要件定義のメンバーがいなくなったんですか?」 「なぜそれを知っているんですか!?」 プロジェクトが頓挫して、弊社に相談に来られると、いつも同じやりとりになります。デジャヴです。 A社では、受け入れテ...